配偶者の不貞行為とは
夫婦は配偶者以外と性的関係をもってはいけないという義務があり、これを守らず、配偶者以外の人と性的関係をもつことが不貞行為にあたります。
不貞行為の境界線はあいまいな部分があり、過去の判例では、「配偶者以外の異性と自分の意志にもとづいて性的関係をもった場合」を基準としているようです。
不貞行為と認められる例
- 浮気をしている明らかな証拠がある場合(浮気現場の写真、浮気相手からの電話・手紙・メールの記録など)
- 出来心でも配偶者以外の人と肉体関係をもった場合
- 偶発的に一度だけ肉体関係をもった場合
- 風俗店に通い続けている場合
不貞行為と認められない例
- 肉体関係はないが、特定の人に思いを寄せている場合
- 食事をしているだけの場合
- 疑わしいけど、証拠がない場合
- 結婚前に付き合っていた人と今でも親しくしている場合
- 別居後など夫婦関係がすでに破綻している場合